記事

大濠公園の池で濁りやにおいの声 少雨と浄化設備の老朽化が背景に

2026-04-03 18:00

#大濠公園#大濠池#水質#異臭#濁り#福岡市中央区#大濠公園をよくする会

ニュース要約

福岡市中央区の大濠公園で池の濁りやにおいを気にする声が出ており、少雨や浄化設備の老朽化が背景にあるとして、公園管理側が状況を見ながら対応を続けています。

大濠公園の池で、水の濁りやにおいを気にする声が出ています。散歩やランニング、通勤の途中に大濠公園を日常的に使う人にとっては、池の状態がいつもと違う日があることを先に知っておきたい話題です。

西日本新聞meが2026年3月10日付で報じた記事では、少雨や浄化設備の老朽化が背景にあり、水質改善は簡単ではない状況だと伝えています。大濠公園の公式サイトでも、2024年1月にどんぐり公園南側付近の異臭について案内が出ていて、野鳥のフンや長く雨が降らなかったことが要因として挙げられていました。

場所情報

南側で異臭の声が出たことがあり、少雨も影響要因に挙がっています

大濠公園の公式お知らせによると、異臭の声が多く寄せられたのは、どんぐり公園南側の「野鳥の森」付近です。管理事務所は園内を定期巡回し、動物や魚の死骸は随時回収している一方で、鳥類、とくにサギ類の飛来増加でフンが多くなっていることや、長いあいだ雨が少なかったことがにおいの強まりにつながった可能性があると説明しています。

今回の報道でも、公園利用者から「赤茶色で臭う」「水路に魚の姿が見えにくい」といった声が紹介されていました。池全体が常に同じ状態というより、天候や場所によって印象が変わりやすいと見ておいたほうがよさそうです。

もともと水質対策を続けてきた池で、いまも浄化を前提に保たれています

大濠公園の池は、福岡城の外堀だった場所を公園として整備したものです。九州地方計画協会が公開している資料では、長年の底泥堆積や水質汚濁、悪臭が課題になり、池底泥の改善工事や排水、海水混合、薬品注入などを組み合わせた浄化対策が行われてきたと紹介されています。

西日本新聞meの記事でも、浄化施設で使う薬剤の量を日々細かく調整していることが触れられていました。公園側が何もしていないというより、管理を続けながら持ちこたえている状態に近く、設備の古さや雨量の少なさがその負担を大きくしているようです。

ふだん公園を使う人は、においが出やすい場所と公式案内を見ておくと安心です

現時点で、大濠公園の利用規制や立ち入り制限は確認できませんでした。ただ、南側の池沿いや野鳥の森まわりを通る予定があるなら、日によってにおいが気になる可能性は頭に入れておいたほうがよさそうです。雨の有無や風向きで印象が変わることもありそうなので、気になる変化があるときは大濠公園の公式お知らせを見ておくと判断しやすくなります。

園内では「大濠公園をよくする会」が毎月最終日曜日の清掃を続けています。花見や散歩の時期は景色に目が向きやすい場所ですが、近くで暮らす人や働く人にとっては、水辺の状態がどう保たれているかも日常の使いやすさに直結する話です。

関連団体

この記事に出てくるデータ

関連記事