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地行浜のみぞえ画廊が田部光子《Sign Language》を国際巡回展へ貸し出し

2026-06-15 06:00

#地行浜#2026年#9月#みぞえ画廊 福岡店#田部光子#アート#展覧会

ニュース要約

地行浜のみぞえ画廊福岡店が、九州派の美術家・田部光子さんの《Sign Language》を、2026年9月にルクセンブルクで開幕する戦後日本の女性美術の国際巡回展へ貸し出します。福岡ゆかりの一点が海を渡ります。

福岡市中央区・地行浜のみぞえ画廊福岡店が、同店で扱う田部光子さんの作品《Sign Language》を、ルクセンブルクで始まる戦後日本の女性美術の国際巡回展へ貸し出すと告知しました。地行浜のギャラリーで見られた一点が海を渡るという話で、福岡ゆかりの作家の仕事をたどってきた人には気になる動きです。

会場情報

店舗情報

貸し出し先は「Japanese Women Artists after 1945」

作品が向かうのは、ルクセンブルクのMudam(ルクセンブルク現代美術館)が企画する「Japanese Women Artists after 1945」です。会期は2026年9月25日から2027年2月14日まで。ミュンヘンのレンバッハハウス、ビルバオのグッゲンハイム美術館と連携した企画で、田中敦子さんや草間彌生さん、オノ・ヨーコさんら、戦後の日本で活動した女性アーティストの作品が並びます。みぞえ画廊福岡店の告知によると、そのなかに田部さんの《Sign Language》が加わります。

田部光子さんと《Sign Language》

田部光子さんは1933年に台湾で生まれ、戦後に福岡へ引き揚げて独学で絵を学んだ美術家です。1957年に桜井孝身さん、菊畑茂久馬さんらと前衛美術グループ「九州派」を結成し、《人工胎盤》や《プラカード》など、社会やジェンダーに切り込む作品を残しました。2024年3月に91歳で亡くなるまで、福岡を拠点に制作を続けた人で、2022年には福岡市美術館で個展「希望を捨てるわけにはいかない」も開かれています。

《Sign Language》は1990年代以降に取り組んだシリーズで、林檎と石膏の手足を組み合わせ、手話を「言葉を越えて伝わる視覚の言語」として作品に取り込んだものです。国籍や障害といった境界を越えるコミュニケーションへの関心が下敷きにあります。

見に行くなら会期と展示状況を確認して

会場のみぞえ画廊福岡店は地行浜1-2-5、みずほPayPayドーム福岡のすぐ近くにあります。月に一度ほどのペースで展覧会が入れ替わるギャラリーで、田部さんの作品もそのひとつとして紹介されてきました。同じ地行浜のみぞえ画廊福岡店では6月20日からのオーガベン展も予定されています。《Sign Language》が館外に出る期間は上記の国際展の会期と重なるため、福岡で田部さんの作品にあたっておきたい人は、貸し出し前後の展示状況を画廊に確認しておくと安心です。

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