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白金の「らぁめん蔵持」東京・満来の味で10年目の醤油らぁめん
2026-06-20 06:00
ニュース要約
福岡市中央区白金の「らぁめん蔵持」は、東京・新宿の老舗「満来」仕込みの醤油らぁめんを出すラーメン店。2016年開業で10年目を迎え、毎朝引く鶏スープと多加水麺のざるが看板です。
豚骨が当たり前の福岡で、醤油一本のらぁめんを白金で出し続けている店があります。薬院駅から歩いて9分ほどの白金1丁目にある「らぁめん蔵持(くらもち)」です。2016年の開業から数えて今年で10年目。あっさりした醤油スープと、福岡では珍しい多加水麺が、近所の人や保育園帰りの家族に長く親しまれてきました。
店舗情報
東京・新宿「満来」の味を福岡で
蔵持のらぁめんの土台になっているのは、東京・新宿で60年以上続く老舗「らぁめん満来」の味です。店主の泉修さんは熊本県天草市の出身で、高校時代を福岡で過ごした後に上京し、長くホテルマンとして働いてきました。その間に通った満来の一杯に惚れ込み、「この味を福岡でも届けたい」と50代で独立を決意。満来の師匠から手ほどきを受けて、白金で店を構えました。
看板の「らぁめん」は980円(2026年6月時点)。毎朝鶏からスープを引き、関東の醤油で仕立てるすっきりした味わいで、その日に仕込んだ大ぶりのチャーシューがのります。スープは作り置きせずその日に使い切るため、昼と夜で表情が少し変わるのも蔵持らしいところです。
福岡では珍しい多加水麺の「ざる」
もう一つの看板が、つけ麺スタイルの「ざる」(1,030円)です。東京で古くから親しまれてきた食べ方を、ざるそばのように味わえる一杯で、麺には福岡では珍しい多加水麺を使っています。老舗の製麺所「真鍋食品」と試行錯誤を重ねた特注麺で、やわらかさとコシを両立させているのが特徴です。
チャーシューの端材を生かした昔ながらのカレーもあり、らぁめんとのセットや単品で頼む人もいます。同じ白金では2026年4月に醤油・塩・煮干しを出す「らぁ麺 辰山」も白金2丁目にオープンしており、エリアで醤油系ラーメンの選択肢が増えています。
保育園の子どもたちを見守ってきた10年
蔵持の近くには保育園があり、店はその園児たちが大きくなっていく姿を長く見てきました。世代を問わず通う常連がいる、生活圏に根ざした一軒です。開業から7〜8年が経った頃には店を改装し、地元・天草の「まるきんたい焼き」を受け継ぐ「蔵持まるきん」のたい焼き販売も始めました。朝ごはんとたい焼きの再開時期は検討中とのことなので、最新の様子は店のInstagramで確認できます。
営業は11時から21時で、定休日は水曜日です。近所で昼ごはんや夕食を探すとき、豚骨とは違う一杯を選びたい人にとって、覚えておくと使い勝手のいい店です。
参考リンク
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