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11/02月
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特集

高島市政16年を振り返る|過去4回の選挙と福岡の変化

#福岡市

ニュース要約

高島宗一郎氏が市長を務めた4期16年を、過去4回の選挙結果と福岡のまちの変化から振り返ります。投票率・得票数、市政の年表、不出馬と後継指名に関する本人の説明を整理しました。

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高島宗一郎氏は2010年の福岡市長選で初当選し、4回連続で当選しました。2026年の市長選には立候補しない意向を表明しています。ここでは、市選管の選挙結果、市の公式年表、本人の会見を基に、4期16年の経緯を振り返ります。

今回の候補者の提案は、福岡市長選2026の候補者・政策比較にまとめています。

過去4回の選挙で、得票数と投票率はどう変わったか

高島氏の得票数は、2010年の20万9,532票から2022年の32万9,606票へ4回連続で増えました。一方、投票率は43.67%から34.31%へ下がっています。2018年には31.42%まで下がり、2022年に2.89ポイント戻りました。候補者数も2010年の8人、2014年の6人から、2018年は2人、2022年は3人へ変化しています。

選挙 候補者数 有権者数 投票率 当選者 得票数/得票率 全有権者比 次点の得票数/得票率
2010年11月14日 8人 1,127,359人 43.67% 高島宗一郎 209,532票/43.07% 18.59% 吉田ひろし 144,828票/29.77%
2014年11月16日 6人 1,178,607人 38.73% 高島宗一郎 256,064票/56.83% 21.73% 吉田ひろし 116,630票/25.89%
2018年11月18日 2人 1,242,438人 31.42% 高島宗一郎 285,435票/75.14% 22.97% 神谷貴行 94,437票/24.86%
2022年11月20日 3人 1,282,582人 34.31% 高島宗一郎 329,606票/75.70% 25.70% 田中しんすけ 96,408票/22.14%

出典:福岡市・各種選挙結果、候補者得票数・得票率の推移。得票率は有効投票に占める割合です。「全有権者比」は、当選者の得票数を市選管公表の有権者数で割った参考値で、公式の支持率ではありません。

得票数の増加だけで支持の広がりを判断せず、投票率や候補者数の違いも併せて読む必要があります。

高島市政16年と福岡のまちの変化を年表で追う

選挙の結果と市の出来事を並べた年表です。都市の変化をすべて特定の人物の成果とみなすものではありません。各施策をどう評価するかは、費用や暮らしへの影響も含めて考える必要があります。

年 区分 出来事・経緯 出典
2010年 選挙 36歳で初当選し、最初の4年間が始まる。 福岡市選挙管理委員会
2013年 市の動き 福岡市の人口が150万人を突破。都市の成長を掲げる市政の前提となる人口の節目。 福岡市のあゆみ
2014年 選挙 得票率56.83%で再選し、2期目へ。同年、福岡市が国家戦略特区に指定された。 福岡市選挙管理委員会
2015年 市の動き 天神ビッグバンが始動。都心部の建て替え、企業誘致、雇用と税収を成長の軸に置く政策が動き始める。 福岡市のあゆみ
2018年 選挙 3期目へ。得票率は75.14%。候補者は2人。投票率は31.42%で、過去4回では最も低かった。 福岡市・各種選挙結果
2020年 市の動き スタートアップのグローバル拠点都市に選定。企業や人を呼び込む都市政策を、創業・新産業の支援へ広げる。 福岡市のあゆみ
2022年 選挙 4期目へ。得票は過去最多の32万9,606票。得票率75.70%。投票率は34.31%で、2018年から2.89ポイント上がった。 福岡市選挙管理委員会
2023年 市の動き 地下鉄七隈線が天神南から博多へ延伸。2023年に開業した、福岡市の主要交通事業の一つ。 福岡市のあゆみ
2026年 高島氏の判断 5選には立候補せず、16年で市長を退く。次の市長選は、4期16年の市政を引き継ぐのか、方向を変えるのかを選ぶ選挙になる。 高島市長の不出馬表明会見(KBC)

年表の市の出来事は福岡市のあゆみを基に整理しています。2026年11月2日時点では高島氏の任期は続いており、年表の「退く」は不出馬の意向を示したものです。

不出馬の理由と、次の市政への引き継ぎ

高島氏は2026年8月23日に本人のブログで不出馬の意向を明らかにし、24日の会見でも5期目には立候補しないと説明しました。市公式の会見要旨では、多選の弊害への考えと、新しいリーダーに市政を託す意向を述べています。発表当時の経緯は不出馬表明の記事でも読めます。

高島市長の後継指名については、発言時点の方針

高島市長は10月13日の市公式会見で、特定の人を後継指名することや、隣に立ってマイクを持つことは「現時点では」考えていないと説明しました。一方、相談への協力など、政治活動にはさまざまな可能性があるとも述べています。

10月27日の市公式会見では、支援を直接表明することは現時点で考えていない一方、政策の相談に応じるなど後方での手伝いはできると述べました。これらは発言時点の考えで、将来の支援の有無を確約したものではありません。10月16日公開の本人番組/31分8秒も参考資料として掲載します。

福岡市の公表資料で確認できる基礎データ

項目 基準日・内容 出典
推計人口 2026年10月1日現在、市全体167万1,323人、中央区21万6,300人 市の人口資料
天神ビッグバン 対象エリアで2026年3月末までに85棟が建て替え完了 市の進捗資料
一般会計予算 2026年度当初予算は1兆1,318億1,100万円。市議会で可決 市の当初予算案計数資料、市議会だより
市債残高 2026年度末見込みは全会計で1兆7,164億円。満期一括積立金を除く。臨時財政対策債も除く場合は1兆3,898億円 市の財政状況表、予算案概要

人口、完成棟数、予算、市債の見込み額は、それぞれ集計時点や対象が異なります。これらだけで、特定の政策や人物の成果・責任を評価することはできません。

高島氏の発言と、他自治体の議論を動画で読む

高島市長の不出馬と、副首都をめぐる過去の番組

ReHac9には、高島宗一郎市長への不出馬表明後のインタビューと、それ以前の市政・副首都をめぐる対談もあります。以下は公開ページの題名・概要欄に基づく視聴案内です。日付は日本時間の配信・公開日で、収録日とは異なる場合があります。

配信・公開日 動画 題名・概要欄による案内
2025年12月31日 高島宗一郎氏との対談/56分2秒 市政・民主主義を扱う番組。概要欄は高島氏を最初のゲストと紹介
2026年1月9日 高島宗一郎氏との副首都対談/1時間17分47秒 災害リスクと副首都・福岡を題材にした、前回に続く対談
4月25日 高島宗一郎氏・吉村洋文氏との対談/2時間21分51秒 副首都構想をめぐる対談。聞き手は石丸伸二氏
8月24日 高島宗一郎氏の不出馬をめぐる対談/2時間27分35秒 不出馬表明後の本人へのインタビュー。聞き手は石丸伸二氏

いずれも現職市長らの発言を知る背景資料で、今回の候補者の公約ではありません。特に副首都の制度や市政の説明は発言当時のもので、現在の決定状況と同一には扱えません。

八女市長・広川町長の回は、他自治体の議論として

ReHac9の9月20日公開の前半/51分20秒と9月27日公開の後半/55分58秒は、7月9日の八女青年会議所主催「八女・広川未来会議」を配信したものです。八女市長の簑原悠太朗氏、広川町長の氷室健太郎氏らと石丸伸二氏が、人口減少への対応、子どもへの投資、地域の担い手や議会との関係を話しています。

福岡市長選の候補者へのインタビューではありません。他自治体の判断や首長の考え方を知る補足資料として掲載し、そこで語られた政策・数値を福岡市の公約や現状には置き換えていません。

今回の候補者が、何を引き継ぎ、どの政策を変えようとしているかは、候補者・政策比較で確認できます。

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参考リンク

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