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天神のアクロス福岡「ヴァイオリンセミナー」第30期修了 1996年から約100名が巣立つ

2026-05-30 18:00

ニュース要約

福岡市中央区天神のアクロス福岡で1996年から続く「アクロス福岡 ヴァイオリンセミナー」の第30期が修了しました。桐朋学園大学教授の景山誠治さんが指導し、約100名の修了生がプロ奏者として活躍しています。

天神のアクロス福岡で1996年から続く「アクロス福岡 ヴァイオリンセミナー」の第30期が、2026年3月に修了しました。桐朋学園大学教授の景山誠治さんが指導にあたり、これまでに約100名の修了生を輩出。九州交響楽団や読売日本交響楽団の楽団員など、プロの演奏家として活躍する人もいます。

運営団体

1年12期の個人レッスンで技術と表現力を養います

ヴァイオリンセミナーは、単発の講座ではなく、毎年4月から翌年3月まで1年12期にわたって継続的に学ぶプログラムです。受講生は小学生から高校生まで幅広く、1期あたり1人45分のレッスンを2日間の個人レッスンで受けます。

指導するのは、東京藝術大学首席卒業の経歴を持つヴァイオリニストの景山誠治さん。第46回日本音楽コンクール入賞やロン=ティボー国際コンクール最高位などを受賞し、国内外でソリストとして活動してきました。アクロス福岡では1998年から若手才能の発掘にも力を注いでいます。

景山さんは指導について、「受講生に自信を持ってもらうことが大切。精神面と技術面は切り離せないので、言葉や表情に心を配っている」と語っています。修了時には、アクロス福岡の福岡シンフォニーホールでコンサートに立ち、学んだ成果を披露できるのがこのセミナーの特徴です。

会場情報

第30期は7名が修了 熊本やインターナショナルスクールからも通います

2025年4月から2026年3月まで行われた第30期は、受講生7名が修了しました。2026年3月15日にはスプリングコンサート(修了コンサート)が開かれ、橋本瞳里さん(桐朋学園大学弦楽器嘱託演奏員)のピアノ伴奏で演奏を披露しました。

受講生の中には、熊本から通う中学校1年生や、インターナショナルスクールに通う11年生もいます。熊本から通う出口結唯さんは「作曲家のことを考えながら弾けるようになった。私の演奏を聴いた人に喜んでもらい、また聴きたいと思ってもらえるようなヴァイオリニストになりたい」と話しています。

インターナショナルスクール11年生の濱里杏さんは、小学校6年生のときに初めて受講。「ただ弾くのではなく、課題曲の時代背景や作曲家を知り、表現方法や効率の良い練習方法を学べた」と振り返っています。

開館間もない1996年から続く、天神の音楽育成プログラム

アクロス福岡 ヴァイオリンセミナーは、アクロス福岡が開館して間もない1996年に始まりました。約30年にわたって天神から若い才能を応援し続けるプログラムとして、地域の音楽教育の一角を担っています。

アクロス福岡の事業担当者は、「演奏家が表舞台で活躍するためにどういうプロセスがあるかを学び、演奏家を支える様々な方のサポートを知ることは他では得られない経験」と話しています。

福岡シンフォニーホールは地下鉄天神駅16番出口から直結しており、天神で働く人や買い物をする人にとっても身近なクラシックホールです。普段の公演とは違う角度から、ホールの育成機能を知るきっかけになりそうです。

2026年5月30日時点で、ACROS LAB に掲載されている画像の転載条件を明確に確認できなかったため、この記事では画像掲載を見送っています。

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